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I want to take in diversity and a global viewpoint to be active internationally.

人間学部の国際専門研修に参加し、7日間でイタリア3都市を巡った長竹実歩さん。初めてのヨーロッパ訪問は不安が大きかったものの、たくさんの気づきを得て、充実した時間を過ごすことができたそう。その体験を話してもらいました。

学生のうちに、異文化に触れて視野を広げたかった

初めて海外を訪れたのは小学生のとき。家族旅行で行ったグアムで、言葉も食事もすべて日本とは異なる環境がとても新鮮で、海外に興味をもつきっかけになりました。大学に入ったら留学や異文化交流などを積極的にしたいと思っていたので、進学の際はそういった環境が整っている名城大学を志望しました。
今回参加したイタリアでの国際専門研修は、人間学部の独自プログラムです。就職活動が本格化する前に、経験を増やしたいと思って参加を決めました。とはいえ、ヨーロッパは初めての訪問。まったく知らない土地で、家族と離れて過ごすのは不安だったのですが、研修の参加者向けに特別実習があり、イタリアの文化や挨拶、現地での注意点などをレクチャーしてもらえたのはありがたかったです。
国際専門研修で引率してくれる先生は、イタリアに住んでいた経験もあって現地に詳しくて、行く前からリアルタイムの情報を教えてもらえたり、先生の学生時代の友人の方が現地でガイドや通訳をしてくれるというので安心でした。おかげで、現地ではプログラムに集中でき、楽しむことができました。

ローマ、フィレンツェ、シエナの3都市を訪問

イタリアの3都市を訪れる研修プログラムで、最初に向かったのはローマです。ローマでは日本文化会館に行き、日本語を勉強している現地の方と交流する「しゃべりあーも」という会に参加しました。食文化をテーマにディスカッションをしたのですが、日本とイタリアの食文化があまりにも違うので、お互いにびっくりすることが多くて盛り上がりました。イタリアの朝はビスケットやドルチェなど甘いものを食べるのが定番で、日本のようにみそ汁など塩辛いものを食べるのは信じられないそうです。
ローマの次は列車に乗ってフィレンツェへ。フィレンツェでは現地で働く日本人の方にインタビューする機会をもらい、革製品の金装飾をしている女性と、木像嵌(もくぞうがん)職人の男性にお会いして、工房も見学させてもらいました。そして、最後は高速バスに乗ってイタリアの田舎町シエナへ。国立文書館を見学し、紙の歴史や文字の由来について学びました。各都市で興味深いプログラムがあり、あっという間の5日間でした。
自由時間には町を散策したり、ごはんを食べに行ったりしました。実は行くまでは、イタリアはスリなどが多いというイメージをもっていたんですが、実際は困っている私たちを見て、ぎこちない英語や日本語を使って一生懸命話しかけてくれる方がいたり、ネガティブなイメージは払拭されました。スリや犯罪はどこの国にもあるし、偏見はもたないほうがいいなって。周りの情報に惑わされるのではなく、自分で経験して判断することを学びました。

国や地域によって、文化が違うから面白い!

研修期間中に国際女性デーがあったんです。日本では特に意識したことはなかったのですが、女性の自由と平等を祝う記念日ですよね。イタリアでは男性から女性にミモザを贈る習慣があって、町でミモザをもらったり、カップルが2人の時間を過ごしているのを見かけたりして、ロマンティックだなと思いました。このタイミングでイタリアに来なかったら知らなかった文化に触れることができました。
もう一つ印象に残っているのは、レストランで見た食事のマナー。現地のファミレスのようなところで食事をしたときのことです。隣にいた中国人のグループが食事を終えて席を立ったのですが、テーブルを見るとどのお皿にも一口ずつ料理が残っているんです。不思議だったので後で調べたら、それが中国での食事のマナーだということを知りました。国が違うと、食事のマナーも千差万別なんですよね。その多様性が面白いなと感じました。

異文化理解を深めて、将来に生かしていきたい

留学前は日常生活の中で外国人の方と触れ合うことがほとんどなかったので、アルバイト先で話しかけられたりしても、ちょっと戸惑ってしまうことがありました。でも、イタリアで自分が現地の人に助けてもらうという経験をして、意識が大きく変わりました。
私のアルバイト先はフードコートのような場所で、外国人のお客さんも多いんですが、外国の方が来てもルールや仕組みが分からず戸惑っている様子がちらほら見られました。それで、外国人でも分かりやすい工夫をしてはどうかと意見を出しました。社員の方と一緒に、券売機の使い方がわかるように英語表記をつけたり、メニュー写真の下に番号とメニュー名を入れて、番号や指差しで注文ができるようにしたりして、少しずつ改善しています。
また、研修から戻ってすぐに3年次の履修登録があって、異文化理解のクラスをとることにしました。この授業では食文化や音楽など、いろんなジャンルから日本と海外の違いを学ぶことができるので、何か将来的にも役立てばいいなと思っています。
先日、音楽配信サービスをしている会社へインターンに行ったのですが、音楽も異文化交流ができるツールだなと感じています。たとえ言葉が分からなくても、音楽を媒介にすれば共通の話題が生まれると思うんです。音楽だけでなく、将来どんな仕事に就いたとしても、日本だけに目を留めるのではなくて、広く海外の方ともコミュニケーションがとれるような仕事をしていきたいなと考えるようになりました。

  • ローマの日本文化会館で参加した「しゃべりあーも」の様子。日本とイタリアの食文化の違いについて、話が盛り上がりました

  • 映画「ローマの休日」の舞台にもなった「トレビの泉」は、絶対に行きたかった場所。夕方に行ったので幻想的でした

  • ジェラートの食べ歩きをしました。本場イタリアのジェラートはさっぱりしていて、いくらでも食べられます

  • フィレンツェで食べたピザ。とにかくサイズが大きい! 食べるのに必死でしたが、おいしかったです

  • フィレンツェのシンボル「サンタ?マリア?デル?フィオーレ大聖堂」の頂上。一緒に研修に行ったメンバーで記念撮影

  • シエナの国立文書館では館内を案内してもらいました。昔の王様の刻印など、貴重なものがたくさん保存されていました

MESSAGE

もし少しでも海外や国際交流に興味があるなら、実際に足を運んでみて! 不安もあると思うけど、不安に勝るくらい得るものは大きいと思います。

留学DATA

プログラム 国際専門研修(人間学部)
渡航期間 2019年3月4日?3月11日(3年次春期)
研修先 イタリア(ローマ、フィレンツェ、シエナ)
研修都市紹介 【ローマ】
2000年以上の歴史を持つイタリアの首都。古代ローマ遺跡のコロッセオでは歴史が感じられ、世界中の観光客が集まるトレヴィの泉やスペイン広場など見所満載。グルメも、バールと呼ばれるコーヒーショップやカフェで気軽に食事が楽しめます。
【フィレンツェ】
花の街と称され街全体にルネッサンス時代の芸術があふれる街。間近で見るとその大きさに圧倒される大聖堂ドゥオーモ、ルネッサンス芸術の名作が時代別に並んでいるウフィツィ美術館がはずせない観光スポットです。食事は本格的なリストランテから庶民的な料理まで選ぶことができます。
【シエナ】
中世の美しい佇まいを今日に残す町。古くから交易や金融の要所として栄えてきた歴史があり、町のいたるところに当時の面影を発見でき、イタリアを代表するゴシック建築の街並みや芸術などが堪能できます。
研修費用 研修(8日間)約15万円
利用補助制度 学部?研究科の国際専門研修プログラム
給付額 8万円